- Posted By: sakura-marina
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妻を看取る日 国立がんセンター名誉総長の喪失と再生の記録
垣添 忠生氏は時々テレビで見かけることがありました。国立ガンセンターの総長をしておられた方です。
奥様は12歳年上で、駆け落ちして結婚されたそう。趣味も仕事も良きパートナーとして定年を迎えるころ奥様が病に。
がんの専門医であるがゆえ、救えると信じ一度は回復に向かったけれどやがて再発。別れの日は大晦日だったそうです。
その後、無力感と喪失感を埋めるため酒に救いを求めうつ状態に。「死ねないから生きている」状態だったと言います。その状態が3ヶ月ほど続き、立ち直っていくのですが、その軌跡が残されています。