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2月 2005
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sakura-marina
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今日、外は雪が降っていた。暖かい部屋にいるジュディーとさくらはそれを知らずに家の中で昼寝をしている。そこで、おトイレの時間となった。で、私はいつものように玄関を開け、2匹を外に出した。
が、2匹は立ち止まった。雪が降っていたからだ。「めげずにおトイレを済ませなさい!!!!!!」と声をかけると一応庭に下りた。が、雪が自分の上から降ってきたとたん・・・・・
玄関のドアの前に走って戻り「ドアを開けて」とぬかしおる。ま、しゃべるわけではないので動作がドアを開けてほしいと言っているようだ、と表現すべきだろう。
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sakura-marina
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私にとって愛犬とは何であろう? 家に帰るとバカ騒ぎをして喜ぶ2匹を見ると、可愛いのは確かだが、そんな疑問がわいてくる。
今日も外出の帰りにおやつを買って帰った。自分のおやつは切らしても、愛犬のおやつはきらすことが出来ない。ペットショップに立ち寄ったときにふと思い出した。
父の生前中は、おやつは父の仕事だった。私はおやつをあげない主義だったが、父がごっそりと買って与えていたのだ。仕事の帰りに疲れていても愛犬のおやつが無いとペットショップに立ち寄り購入をして帰ってきた。自分がご飯を食べるより先に、愛犬たちにおやつをあげていた。
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sakura-marina
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オフ会がこの土曜日と日曜日にあった。父の闘病が始まって始めて掲示板に投稿をしたのだが、その時に会話を交わしたのがあのじみぱさんとやまとさんだ。その後はずっと掲示板でのやり取りをしていた。他にも掲示板でやり取りをした方も参加し、先週末に会うことが出来た。
正直言って会うことは無いだろうと思っていた。闘病中はお互いに忙しく、その後も皆精神的にはあまり良い状態ではなかった。しかし、タイミングとしては、1年ほど経過した今が一番良かったのかもしれない。
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じみぱさんとやまとさんと闘病をともにしてきて、支えられたことの一つに某掲示板がある。あの掲示板があったからこそ・・・という事も多くあった。当時は書き込みをしなかったが、お二人から個人的に励ましをもらったり、ご好意を頂いたりした。私にとっての掲示板は自分を励ます場所であったのは間違いない。
しかし、書き込みをしているうちに自分の場所のようになっていったのも事実で、公の場所で、誰もが読むことが出来るということを少し遠くに感じることがあった。しかし、やはり基本は公の場所であるということだろう。
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日記を新しくしたので、書き込みをマメにしよう、と思う。
しかし、人は新しいものを追及する気持ちに終わりは無いようだ。ブログなるものが世の中に出て、割と流行りだした頃、私も早速試そうと、3箇所でスペースをレンタルしていた。簡単にH・Pが作成できるといううたい文句どおり、異様に簡単に出来た。細かいデザインは目をつぶるとしても、時間の短縮が出来ることは間違いない。しかし、借りただけでそのままにしてあった。今回やっとデータを移し変えて、アップし新しく流行り出した物にやっと乗れた。
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O氏の四十九日がある。お線香を上げに伺いたいと、母がO氏の自宅に電話をしたところ「来てください」と言って下さったそうで、出かけたいと思う。
その時「うちの人がNさんに渡すと言ってお線香とろうそくが置いてある。もらって頂けないか?」と言われたそうだ。
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お友達と集まった。とても楽しい時間を過ごす事ができて会って良かったと思う。
「最近は何か新しいことはあったの?」と聞かれたが、返す言葉が無かった。新しいことは何もなかったからだ。ならば、この先に何か新しいことを予定しているかというとそうでもない。私の中ではまだ何かが止まっているのだろうか?一人の友人は旅行を計画しているという。とても楽しみだと話すその友人の表情を見ていたら、やはり「いいなぁ」と思う。私も「何か新しいこと」をはじめようかとそう思っただけでも、こうして友人と久し振りに集まりいい刺激になったのは間違いないようだ。
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毎日、2匹と一緒に生活をしていると時々一人になりたいと思うことがある。
2匹は私と同じ家の中にいながら、私の近くにいたがり家の中を移動するときにはいつも2匹はカルガモの親子のように後ろからくっついてくる。こたつに入っても右にさくら、左にジュディーが陣取る。その左右の位置は決まっていて、布団で寝るときもさくらは私の右、ジュディーは左側の足元だ。ソファに座っても同じ。
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今日も2匹は庭に穴を掘った。何かが出てくるかと思ったら何も出てこない。ひたすら掘っている。結局今日も穴を埋めた・・・・・・
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O氏の四十九日が今日だった。本当に早い。あっという間に日にちは過ぎてしまった。
まだまだ、と思っていたけれど今日になったときにはどこか神妙な気持ちになった。
最後にお会いした日、「又来てくれ」と言って別れた。ところが、お会いすることが出来なかった。実は、最後にご自宅にお邪魔した日の翌月、自宅の近くを通った。その時母に「自宅に寄ってみようか」と提案した。ところが母は拒否をした。亡くなったと聞いたあと「あの時会いに行っていたら」と後悔を感じた。
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sakura-marina
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母とお墓へ。明日は祖母の命日だ。父と祖母は一日違いなのでいつもは27日の父の命日にお墓へ行く。何度行っても父がここにいるという実感はわかない。
きっと信じたくないのだろう。
心のどこかでは父にゆっくり眠って欲しいと思っているが、又違うどこかで「父がいない」という空洞は埋められずにいる。
ゆっくりと時間をかけていくほうがよい、とある人に言われたが時々波がやってくるように「恭平と父」がいない実感がわいてくる。
とはいっても振り返るとその波は小さくなってきたような気がする。