私はニブイ

オフ会がこの土曜日と日曜日にあった。父の闘病が始まって始めて掲示板に投稿をしたのだが、その時に会話を交わしたのがあのじみぱさんとやまとさんだ。その後はずっと掲示板でのやり取りをしていた。他にも掲示板でやり取りをした方も参加し、先週末に会うことが出来た。

正直言って会うことは無いだろうと思っていた。闘病中はお互いに忙しく、その後も皆精神的にはあまり良い状態ではなかった。しかし、タイミングとしては、1年ほど経過した今が一番良かったのかもしれない。

空港でじみぱさんの姿を見たとき始めて会った気がしなかった。皆ずっと知り合いだった感覚になったのである。やはり、同じ時期に同じように闘ってきたという事は顔を見るか見ないかに関わらず、友である。つながりが出来て、そのつながりの中で数年間をウェッブ上で過ごしてきたが、人がつながりを作ることは顔を見なくても心と経験が作り出すものだと判った気がする。

振り返ってみても、やまとさんは温灸器を貸してくれ、じみぱさんからはお茶を頂いた。そして、辛いときには励ましてくれ、明るい話題で笑わせてもくれた。辛いのは自分だけではなく、掲示板の画面を開くとそこにはじみぱさんとやまとさんがいてくれた。父を支えた1年にはこの二人を除いてはありえない、そう改めて感じている。

父も「飲みやすいお茶だ」とじみぱさんがくれたお茶を喜んで飲んでいた。

温灸器をお腹に当て「暖めると痛みが無くなる」と喜んでいた。辛い闘病生活の中で、こうした暖かい心に触れ父が喜んでくれたことは、私にとっても嬉しいことだった。そのときの父の顔を思い出すとやはり感謝の気持ちで一杯になる。

私を支え、父に触れ合ってくれたお二人に、今改めて感謝をしたいと思う。

ありがとう

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