魂の旅

数日前に、父と父の弟が話をしている夢を見た。話というより父が父の弟を励ましている感じだ。
 
父の弟というのは当然だが私の叔父にあたる。
実は父の兄弟たちは、生前から父を避けるようになっていた。早い話がけんかを売られ、父だけが兄弟から孤立していたのだ。
今もその関係を引きずり、その夢に出てきた叔父とは何年も会っていない。ただ、茨城の叔父だけは中立の立場を取っていて、そのことから私も茨城の叔父とはつきあいを絶つことなく今に至っている。
父の遠縁の親類が亡くなったと連絡があり、そのお通夜の席に父の弟も来る予定だった。しかし、車に乗る途中で倒れて病院に運ばれたそうだ。病気などの詳細は判らないが命に別状はなく、しばらく入院をすればよいとのことだった。
その叔父は、数年前にやはり癌の手術をしていてそれから再発はしないものの体調は以前ほどに戻らなかったらしい。勢いのある叔父だったが、2年ほど前に見たときにはすっかり大人しくなり一回り小さくなっていた。しかし、父にとても似てきたので驚いたことを覚えている。
なんとなく、その夢は「父の魂が旅をしていて叔父が倒れたのを聞き励ましに途中下車して見に来た」とそんな感じに思えた。
あるはずはないだろうが、ただそうであってほしいという願いなのかもしれない。
 
恭平の魂も、あなたの大切な人の魂も見えないところを旅しているけれど、たまにあなたに会いに途中下車してくれる。。。。。
そんな遠くて近い存在であってほしい。。。。。

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