片付け屋

初めて知ったけれど、故人の部屋や所有物を片付ける業者があるらしい。驚いた。で、家族に知られてはいけないものが出てきたときはこっそり処分するということだ。

男の人は「城」を持ちたがるものらしい。孤独になれる場所って事なのだろうか?その辺の気持ちは男性に聞かないと判らないけれど、父も自分の部屋を持っていた。その部屋もほこりになるといけないからケースに入れるなどの片付けはしたけれど、ほとんどそのまま残っている。

誰も使う予定がない部屋なのでそのままになってしまっている感じがないでもないが。

しかし、いざ全部片付けることになったとすると・・・・処分をするということが中々出来ない。別に邪魔になるわけでもないし、必要に迫られれば片付けるかもしれないが今のところそうでもない。

クローゼットの中の洋服もそのままだ。父は左利きだったので洋服のかける位置が右利きの人と反対で、気がつくとそのまま反対のかけ方をしたままぶら下がっているものもある。新しい洋服などは叔父が持って行ったが、残りの洋服なども邪魔にはならず片付けようと思っていなかった。

仕事の道具の一部も部屋に置いてあり、父が元気でいてもいつかは仕事をリタイアするしそういう意味から片付けたい、と思うこともある。しかし、これもまた邪魔にならないし。。。とそのままになっている。



その片付け屋という存在を知ったとき、こういう風に片付けられないけど片付けたい、片付けたくないけれど片付ける必要がある、と思ったときに利用すればいいのだ。なるほど上手い商売だなぁ、と感心してしまった。

じゃあ、自分が頼むかというと、そうでもない。



結局は「片付けようかな? でも・・・・ 邪魔じゃないしいいか?」となってきっと何かがなければこのままだろう。。。。。。

あ、母は無関心だ。どうしてって?そりゃ、自分で片付けるのが面倒だからに決まってる。



<座ったままウトウトするさくら・・・幸せでいい>

 

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