母が旅行へ

父の生前からずっと続いていた、仲間達との旅行。

父がいなくなっても母を誘ってくれるとてもいい仲間達だ。

先ほどそのメンバーの一人からメールがきて、父の話で盛り上がったという。

とても嬉しいことだ。

 

法事というものがあるが、親戚が集まり故人の話を肴にお酒を飲むのが一般的のようだ。これは、意味があって、親戚中が元気でいるかを知るためでもあるらしいが一番は故人を思い出すことが大切ということだ。

というのは、人は忘れやすい生き物で故人のことだって縁の遠い人ほど忘れていくのも早い。

ある人のブログで余命がわずかと言われたが、何が怖いかというと自分のことが忘れ去られるのが一番怖い。だからブログに自分がどんな人間だったか、どんな風に癌と闘ったかを記録として残している、というのを読んだ事がある。

確かに、癌との闘病中に側にいてくれると思えるだけで、生きていたいと思う。そして、忘れられないだろう、と信じることが出来るからこそ、今を頑張れる気がする。

私は父のことも恭平のことも決して忘れない。密かにO氏のことも忘れない、と誓って言える。

そして、私もそんな風に思ってもらえるような生き方がしたいと、ふと思ったのである。



ジュディーは恭平のことを忘れていないだろうか?

この表情を見ていると、「忘れちまっただろーな」と微笑みがちに思ってみる。。。。。

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