早いもので

もう8月も終わりに近づいてきた。

時々近所の人や友人たちを自宅に招きバーベキューをしたていた。父は招かれるより招くことが好きなタイプで、家に人が集まることは嫌いでなかった。

父がいなくなってからはそういう機会が減ってきたが、時々あのバーベキューをした日を思い出す。

父の友人達を自宅に招きバーベキューをしたあの日だ。

あの時、とても嬉しそうに過ごしていた。恭平もいた。

癌と知った後、どうしてあの時病院に連れて行かなかったのだろう、もっと早ければ・・・・という後悔に苦しんだ。

そんな気持ちも今では「楽しい時間を過ごした日」という一つの思い出になりつつある。

時間が過ぎたからだろうか?

それとも、いやな思い出をいつまでも残したくないからだろうか?

いや、どの時点であってもその時に感じた気持ちは嘘ではないし、事実なのだ。

ならば、今の自分の気持ちを大切にしてあの夏の日のバーベキューを楽しい思い出として大切にしていこうと思う。



夏の一ページ・・

 

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