悲しい出来事

ポ○トさんの奥様の訃報を聞き、辛い気持ちになった。

その反対に掲示板に来てくれている方たちも、お悔やみとポ○トさんへの暖かい言葉を書き込んでくれた。それは同じ悲しみを感じている辛さを感じたが、同時に皆さんの心に心が温まる思いがした。

同じような時期に同じような体験をした皆とは割と長い付き合いで、励まし、いたわり、思いやり、優しさ、などとても沢山のものを頂いた。本当に素晴らしい友を得たと感謝している。

本当に皆さん、ありがとう。



私はポ○トさんから教わったことの一つに夫婦の愛情というのがある。個人的なことになるけれど、私の両親は仲が悪かった。休日に一緒に出かけるという事はあまり無かったし、父のお酒の相手はほとんど私だった。闘病記に母のことがあまり出てこないのも母は闘病には熱心ではなく、私に任せている部分が多かったからだ。父も母を頼りにしてはいなかったし、事実私には「頼りにしている」と漏らした。

母に対しては何も言い残さず、今でも母は何も言ってくれなかったと、愚痴ることが多い。しかし、父の生前中の関係を見る限りでは、言い残す事は無かったのかもしれないと思ってしまう。

そんな両親の元で生活をしていた私は、仲の良い夫婦というのを疑っていた。父の友達などは夫婦で毎月旅行へ行くと言っていたが、たまには仲の良い夫婦もいるんだな?と思うが不思議でもあった。

そんな時、私のH・Pの「二つの難病と闘い抜いた夫の闘病日記」の記載者の方と色々話をする機会があり、仲の良い夫婦って本当にあるんだと、思った。嘘みたいだがそう思った。

そして、ポ○トさんの奥様へ対する思い、懸命さ、愛情を知るたびに私は間違っていたと思うようになった。本当に夫婦としてあるべき姿ってこういう事をいうのだろう、と教えられもした。

だからこそ、神様がいるとしたら残酷だと思う。仲の良い愛情深いご夫婦から一人を奪ってしまうなんてほんとに残酷だ。どうして?と聞きたい気持ちになる。

ただ、そんな奥様との間のお子様たちはお二人の間の宝物であり、決して一人ぼっちになってしまったわけではない。ご家族で力を合わせて辛い時間、悲しい時間を乗り越え、一日も早く笑顔を取り戻されることを願っている。

その笑顔は奥様もそっと見守ってくれるはずなのだから。



改めて

奥様のご冥福をお祈りいたします。。。。。。

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