叔父

叔父は無事に家に帰り、翌々日に抗がん剤治療のためがんセンターへ行ったらしい。

ところが白血球と血小板が減少しているので治療は中止となったらしい。

検査の結果では癌は大きくなっていないという事なので、今のところは治療の効果があったと判断していいのかもしれない。ただ、造影剤を使えないのではっきりとした所までは判らないらしいが。

治療も長くなると嫌になると言っていたが、たとえば手術を選択した場合はどうなのだろう? 叔父は手術を拒否しているので、手術を受ける可能性は少ないが、それでも一応選択肢の一つとして考えてもいい気がする。

一応叔父にはそう話したのだが、決めるのはもちろん叔父であり手術を受けるのも抗がん剤治療を受けるのも叔父なのだ。

叔父のしたいようにするのが一番いいと判っていてもあれこれ考えてなんとなくソワソワしてしまう。

叔父からのメールに「兄貴の仏壇に挨拶ができて心が安堵した」と書いてあった。私が叔父の家にいたときから兄貴に挨拶に行きたいと言っていたし、父が生きていたらどんなに叔父の来訪を喜んだか知れない。

もし、父が生きていたとしたら叔父に「お前の好きなようにしろ。ただ、後悔だけはするな」と言っていた気がする。。。。。。

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