叔父のメール

腫瘍マーカーの数字が先月と変わっていないと連絡があった。
これで6ヶ月抗がん剤を休んでいることになるが、それを考えると順調だと言える。

問題は、抗がん剤治療が効果を表していたかどうかだが、抗がん剤をはじめた頃の腫瘍マーカーの数字がわからないのでなんとも言えない。
長生きをしたいから抗がん剤治療をすんだ、という気持ちと、副作用の強さがいやでやりたくない、という気持ちと行ったり来たりしているところがある。
ただ、いいのは抗がん剤治療を休んでいるから、もし腫瘍マーカーが上昇したり癌が進行したと判っても再度治療を始めればいい、という安心感がある。
私にしてみれば、抗がん剤治療をしなくても、現状を維持できるのだ、という強い自信を持って欲しい。

「お前の親父の年を越えるぐらいまで生きればそれでいいよ」なんて言っていたが、あっという間に父の年齢を超えたのだから叔父の強さはかなりのものだと思う。
これからも、その強さに自信を持ってもっと長生きをして欲しい。

父の分も、お爺ちゃんを楽しみ、孫の成長を長く長く見守って欲しい。

 

 

 

 

そう思っているうちに私も年を食った。
先日、お見合いの話があったが、どうやら私より年下らしい。
年を実感した瞬間である。

 

 

今日の一枚。
黒いジュディーのモノクロ写真は案外好きだ

 

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