叔父が怒る

叔父からメールが来た。

「新幹線に乗るのがおっくうになった。

車でいこうかと思っていたが皆がうるさくて 頭に来た。血が頭に上った」

と、怒っている。

親戚の家に行くつもりらしいが、新幹線を利用した方が早い。

しかし、廻りがかなりの勢いで反対をした様子だ。

叔父の性格からすると、反対をされてもこっそり夜中に

一人で家を出てしまうだろうが、それもせずにおとなしくしているのは

体調がすぐれないのだろうか?

メールにはまあまあ、と書いてあったがその辺りは正直なので

本当にまあまあなのだろうと信じているが・・・・・

廻りは心配するのが当たり前で、何かがあってはいけないと思うのも判らないでもない。でも、叔父の思うとおりに過ごして欲しいという気持ちも大きい。病気が病気だけに心配をするというのと、病人扱いをするのでは意味が違う。

癌と聞くと何でもダメだと注意をしたくなるが、本当に必要なことは病状に対するフォローで、行動を阻止することではない。

実際、ダメだと注意しなくても、本人が出来ない事がダメな事だし、体は正直でそういうサインを出してくれる場合もある。

なので出来そうな事は、出来るだけして欲しいと思う。

 



人間には帰省本能があり、年齢がいくと生まれ育った土地へは戻りたいと思うものらしい。

父が元気な頃によく言っていた

「あいつは生まれ故郷がここだからな。いつかこの場所でゆっくり酒でも飲ませてやりたい」

と・・・・・・前に叔父の家に行った時に、叔父はずっと店があったから時間が取れなかったが一度ゆっくり帰ってみたいと言っていた。

肝心の父はいないが叔父が帰りたいと思った時には迎えに行こうと思う。

 



<おまけ>

胴長足短の弱点・・・・・・後ろ足を踏み外してはまる

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