どきっとした

今朝、車の運転中に前を自転車で横切ったおじさんが、想像の父にそっくりだった。

想像の父というのは、ヘンな表現なのでちゃんと説明した方がいいかもしれない。。。。



父が元気だった頃「父がじいちゃんになるとどんなじいちゃんになるんだろ」って時々想像をしていた。するといつも同じようなじいちゃんが頭の中に出てきていた。

それは案外元気でしっかりとしていて、でも白髪なのだった。

その想像のじいちゃんと今朝見たおじさんがそっくりだったのだ。

つまり、空想の父と現実の人が似ていて驚いた、ということになるが

私は決して妄想癖があるわけではない。

不思議なことに、父が元気な頃には父が年を取ってよぼよぼしている姿が想像できなかった。どこかきちんとしていて、じいちゃんらしくなく、決して腰は曲がっておらず、案外元気なじいちゃん、という姿を理想としていて、ただその理想の姿を思い描いていただけなのだと思う。

しかし、大体理想と現実は差があるもので、恭平の時にも乳母車で押してあげないと腰が立たないほど長生きするのが私の理想だった。

実際に近所の人にベビーカーを下取りする約束もしていた。



正直言うと、自分の事だって化粧品を使わなくても今でも素肌はピカピカというのを想像していたが、年々使う化粧品は多くなる。そして値段も高くなる。全く理想とは程遠い。

さらに言うと、今でも元気に走って息切れなど無縁、であるはずだった。今は、3階の階段を上がると息切れがする。老化にしては早すぎないか?

ついでに言うと、肉は垂れないものというのが理想であったが重力に逆らえる筋力はすでに無い。



私の理想はどこへ行ったんだろ・・・・・

今日の一枚。

来年の11月で12歳のジュディー。

 

どうしてこういうブサイクな顔が撮れるのかね?

ある意味上手いってことにしておこう・・・・・・・・・・・・・

 

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