- Posted By: sakura-marina
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今日の一枚。
おおあくびが幸せそうなさくら
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今日は日帰り温泉へ出かけた。
帰りに立ち寄ったサービスエリアで、芝生のある場所の近くに一台のワゴン車っていうか、長方形型の車が止まった。
おじさんがでてきて、ダックスを車から降ろした。
お、可愛いぞ。
で、2匹目が出てきた。
なるほど。
さらに、3匹目。
以前のうちと同じやなぁ。
え?
4匹目?
うっそ?
5匹目?
まさか?
数えてみるが、やはり5匹いる。
叔父さん一人か?
どうやら一人らしい。
ちょっと離れたところに立っていたら、1匹のダックスが私めがけて走ってきた。
「可愛いですね」
と言うと、
「ははは」と
愛想笑いなのか、何なのか意味の判らない笑いを返した。
「まだ2匹いるんだ」
は? 冗談か?
「車の中にですか?」
と恐る恐る聞いてみると
「そうだ。産まれて2日目だ」
は? おじさん、生後2日の子犬が車の中にいるわけないやろ?
「見たいです」
と疑い半分で聞いてみると
「おお。今、お母さんがおっぱいあげてる」
とな。 おいおい、車の中でかい?
が近寄ってみると。確かにいた。
経験からしても、生後2日目の赤ちゃんに間違いない。それも、将来はレッドになるであろう毛の色だ。
うそだろ~?????????
なんで車の中やの?
どうやら、この方車で生活をしておられるようだ。
ありとあらゆる道具が車の中に一杯詰まっていた。
しかし、お産用ベッドはちゃんと新しくてこのこのために用意をしたようだった。
なんとまあ。
更に恐る恐る
「5匹と赤ちゃんはいつも車の中にいるんですか」という失礼な質問をしてみた。
「そうだ。いつも一緒だ」
と答えたおじさんの顔は笑顔で一杯だった。
人を見た目で判断してはいけない。顔は真っ黒。歯はない。
でも、笑顔はとても素晴らしい。
そして、連れていたわんこたちも皆良い子ばっかりだ。
一匹の子は私から離れず、ず~っとなぜろと甘えてくる。
「きりがないからな」
と、私に声をかけたそのおじさんは、人には不器用なんだろう。
でも、たとえ車の中であろうと、一緒に生活をし、幸せそうなわんこの姿を見たらなんとなく
私も幸せに思えてきた。。。。。
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