12月 2007

寂しい

 

ある集まりで、父親の話になった。

楽しそうに話す人、性格が合わないから嫌いだという人、仲がいいと話す人・・・・・

私には父がいない。

それがこんなに寂しいこととだと、改めて感じた。

 

いくら父のことを話しても思い出にすぎない。

どれだけ尊敬していると言っても、その父は目の前にいない。

判っているけれど、悲しい気持ちからは随分離れたけれど、

それでも、寂しいな、って思った。

遺伝子

命日が又近づいてきた。

毎月の命日はお墓に行ったとしても、お墓のお掃除とかお花を挿してくるとか、そんな感じで終っている。しかし、12月の命日はやはり特別な感じがする。

どきっとした

今朝、車の運転中に前を自転車で横切ったおじさんが、想像の父にそっくりだった。

想像の父というのは、ヘンな表現なのでちゃんと説明した方がいいかもしれない。。。。



父が元気だった頃「父がじいちゃんになるとどんなじいちゃんになるんだろ」って時々想像をしていた。するといつも同じようなじいちゃんが頭の中に出てきていた。

それは案外元気でしっかりとしていて、でも白髪なのだった。

その想像のじいちゃんと今朝見たおじさんがそっくりだったのだ。

father's son

浜田省吾が時々好きである。

特にdarkness in the heartは好きである。



少し暗い部分があるかなと思いながらも

ずっと昔から聞いていた曲・・・・・・



なのに

父が亡くなった後に聞いた時

何度も聞いた詩が自分の目の前で鳴り響いた。

 



浜田省吾氏のお父さんが

亡くなられた後に書いた曲ということらしい。