- Posted By: sakura-marina
- コメント: 0
前に散歩へ出かけた時、さくらが子猫を林の中で見つけた。3匹の生後数週間程度の猫だった。
あまりに可愛いので、連れて帰って家で飼おうかと迷った。その時どの子を連れて帰ろう、と3匹をじっと見ている自分に気がついた。
私って結構ひどいヤツだ。だって、3匹のうち1匹だけ連れて帰ったら2匹が残ることになる。考え直して3匹連れて帰るべきか?と悩んだがそれも苦しい。
やはり、無理だとあきらめて歩き始めた。すると道にキャットフードの缶が落ちていた。まさか、誰かがこの子達のためにご飯をあげているのだろうか? 引き返して辺りを散策。すると、ダンボールで作った小屋を発見。そこにもキャットフードの缶らしきものがある。
子猫は捨てられたのか、ここで生まれたのか判らない。しかし、ここで生活をするのもこの子達の運命なのかなぁ、と帰りながら考えていた。
捨てられた猫のためにご飯を与えることが悪いことだとは言わないし、黙って見ていられない心優しい人のとった行動だと思う。問題は、そいういう事をするのに缶を捨ててそのままにしておくことだと感じた。
愛情とは与えるだけでは成り立たない。何処かに責任をおう必要がある。缶を捨てていくのはその責任をどこかで放棄している気がする。責任の無い愛情は簡単であり、自分の都合で使うだけの物になるのだろう。
私は今までそうしてきたわけではなく、あの猫を見て教えられた気がする。
それにしても可愛かった
category:
blog tag:
コメントを追加