- Posted By: sakura-marina
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平均すると、月に1度程度お宅にお邪魔している知人がいる。そのお宅には猫が2匹。性格は全く違い、特にCちゃんは警戒心が強い子。私がそのお宅にお邪魔していると姿させ見せない筋金入り。
ところが、今では覚えがないがたぶん3回目にお邪魔した時だと思う。隠れて私を見ていた。私はその姿を見た時
「友達になれる」
と確信した。
次第に隠れることなく私をガン見し、それも目を思い切り開いて。。。その時私はお友達になりたいいオーラを出した(笑)なんとか友達になりたいという一心なのだが一進一退。近づいてくれそうだと思った矢先、姿を隠してしまったこともある。それでも色々策を練り、お友達になりたいオーラを出し続けた。とうとう、家にお邪魔する前に「今から行くから。顔を見せてね」と念まで送る始末。
と、気付けば家にお邪魔した時、姿を隠さなくなった。物理的な距離も次第に近くなり、とうとう触らせてもらえるようになった。
そんな矢先、Cちゃんの具合が悪くなった。食欲がなくなってママも心配していた。ご飯をもらったCちゃんの横にいた時の事。ご飯の匂いを嗅ぎ廻し、プイっと横を向いた。私はその姿から
「ご飯が臭う」
と感じた。すぐさまママにそれを伝え封を新しく切ったご飯をあげた。すると、おいしそうに食べ始めた。病院食を食べていたのだけれど、開封後時間が経過していたのだ思う。私たち人間が匂ってもその二つのご飯は臭いが違っていたのだ。
このことをきっかけにCちゃんは私を信頼しはじめた。
こともあろうか私が家にお邪魔すると
「おやつが欲しい」と言いだす。もちろん、言葉にはしないが。。。。。食欲がないよりはおやつでもいいから食べてほしいというママの願いはCちゃんに届き、いつもの倍のおやつをたいらげた。食欲がないのではないと判ったことは大きい。
その次から私がお邪魔するとまるで待っていたかのようにリビングで私を出迎え
「オヤツ」
と言う。
そして私はCちゃんのお友達のつもりが、給食のオバサンになってしまった。
それでも、Cちゃんと私の信頼関係は強くなっている。毎回必ず
「オヤツ」
と言い、いつもの倍のおやつをたいらげ、ひたすら昼寝をし、そして私が帰るのがどうしてわかるのか分からないが、
「ではまた」
と席を立つとそこにはかならずCちゃんが来ている。爆睡だったはずなのに。
本当にうれしい。
どうか長生きをしてほしい。
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