- Posted By: sakura-marina
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朝方と言ってもモーング親父さんからするとそろそろ行動開始の時間だったが、2階のトイレへ入った。すると・・・・・・・・・・・・・・・
こうもりがおトイレの水の中に。。。。。。。
何じゃこりゃー!!!!!!!!! どうしてここにいるの? 溺れて死んでしまったのか? 私は固まった。
動くことが出来ないまま呆然とすること数分。このこうもりの死体をいかにここから出すか・・・・トレの必要をすっかり忘れ汗をかきながら考える。あかん。私にはできない。トイレにふたをして見ないふりをすることに決めた。
改めて眠りに着くために布団に入るが、こうもりが頭から離れず眠れない。 死んだこうもりをトイレの中から出して家の外へ持って行き処分することなど到底出来ない。こういうときに助けてくれる人がいない自分が悲しくて非常に辛くなる。いっそ流してしまおうか。いや、それではおトイレが詰まって大変なことになるだろう。流れなくなったおトイレの水が家中に溢れる状況を想像してしまって、余計に落ち込んだ。
意を決してこうもりをはさんでおトイレから出すことにした。そっとふたを開けてはさむやつ、ピンセットの巨大版(あれなんて言うの?)をおトイレにそっと入れる。 ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー!!!!!動いた!!!!!!!!!生きていた。なんとこうもりはパッチリと目を開け私を見る。卒倒しそうになったが、生きていると知りレスキュー隊に変身。 「大丈夫だ。今出してあげるから。心配するな。待ってろよ。溺れるんじゃないぞ。いいか、今つまんで出してあげるから。とにかく頑張れ!!!!!」とピンセットの巨大版をもう一度入れてみた。すると・・・・・・
こうもりはそのピンセットの巨大版を掴んだ。可愛い。しっかりと掴んだのでそっと引き上げてる。落ちないかと心配になったが、その必要はなくかなり安定したつかみを披露して難なく引き上げに成功。しかし、待てよ。 引き上げたとたんに飛び立ったんじゃ困る。おトイレの水をふりまきながら飛ぶこうもりの姿を想像した。どうしようか?「袋を持ってきて引き上げと同時に袋に入れよう」と、ひらめいた私は一旦こうもりつきのピンセットの巨大版をおトイレの端っこの立てかけて袋を取りに行こうとした。すると手が滑ってこうもりは再び水の中へ。
あ・・・・・・・・・ が、とき既に遅し。こうもりは再び水の中。。。。。
とにかくなんとか袋を持ってきて、再度こうもりを水中から引き上げ袋の中へ保護。そのまま外へ連れて行き、後はこうもりが元気に飛んでいけばそれでレスキュー隊の役目は終わる。 ゴソゴソと動いて物置の隅へ隠れた。もう大丈夫だろう。 しかし、何処から入って、どうしておトイレの中にいて、それもお水の中でアップアップしてたのか? まさに不思議な出来事だ。前にこうもりが入った時は網戸が一部外れていてそこから入ったと予想は出来るが、その後網戸は直した。入れる所など何処にもないはず。それに、2階のおトイレはいつもはドアが閉めてあるし、私が使う以外はドアを開けない。一応、家の中にこうもりの巣がない確認したが、何処にもない。フンが落ちている気配もない。不思議だ。。。。。。。
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