ヘルニア

さくらのヘルニアの症状は随分良くなった。あまり具合が悪いようなら動物病院へつれて行こうと思っていたが、朝には随分元気になっていたので、様子を見ることにした。

今日は一日中ひざ掛けの中に入り込んでひたすら寝ていた。時々咳をするので風邪をひいいたのかもしれない。お昼には急に元気そうにひざ掛けから出てきた。が寒かったのか又もぐりこんで爆睡。動物病院へつれて行くべきか迷う。

夕方、いつものおやつの時間になったら、ちゃっかりひざ掛けからモゾモゾ出てきて元気におやつ頂戴とせがむ。あまりに元気な様子に私は喜んでおやつをあげた。そして、おやつの後又ひざかけにもぐり爆睡。やはり調子が悪いのか? 動物病院へつれて行くべきだろうか。。。。

夕方、外出の予定があったのだがそれに気がついたさくらはひざ掛けから出てきておおはしゃぎ。散歩にでも行くつもりか? しかし出かける元気があるのならそれが一番いい。

しかし、一体どこまで調子が悪いのか? 

まぁ、今のところ元気はあるようなのでよしとしておこう。

ところが夜、2階へ上がるときは「抱っこして~、お願い。私はね、病気なの」といかにも調子の悪そうな表情で私に抱っこをせがむ。

 

ひょっとしたらさくらに操られているだけなのか・・・・

 

 

恭平が元気な頃、散歩へ3匹で行くのは当たり前だった。所が散歩の途中恭平が具合が悪そうだ。「だっこ?」と聞くと恭平は抱っこをせがむ。あ、うちの3匹は「抱っこ」という人間語を理解している。で、恭平を抱っこして「大丈夫?どこか痛いの?」とかなり真剣になった。慌てて動物病院へ連れて行こうとしたが、車までかなり離れている。力を抜いたときの犬は結構重い。途中で休憩しないととても車までたどり着けない。そこで、恭平を一旦おろして腕を休めようとした。すると恭平は元気な姿で走り去った。あれ?どうした?

調子は悪くなさそうだ。しかし、又歩き始めたら同じように尻尾を下げとぼとぼと歩き、どこか調子が悪そうだ。慌てて抱っこ。しかし休憩。恭平は走り去る。これを3回繰り返した。そう。恭平は仮病を使っていたのだ。歩くのが遅くなってさくらに負けるようになったため、私の気を引くように仮病を使っていたのだった。その仮病という技を覚えてからは散歩で疲れるとその技を使う。私に抱っこされると舌をベロンと出しているような気がしてならなかった

 
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