最悪のクリスマス

今日はお出かけの予定だったので、外出前にジュディーとさくらの散歩を済ませようとある施設の駐車場へ出かけた。ここは人が少ないわりに広い駐車場なので時々使わせてもらっている。

傾斜地を削って作った場所なので駐車場を囲むように斜面がある。2匹はその斜面を上がったり降りたりするのが好きで、私も一緒に上がっていく。所がジュディーが足を滑らせて滑って落ちていくではないか。私は慌ててジュディーを助けようと走って斜面を下っていった。

が、もう少しでジュディーを助けれるという所で、私が転んだ。

結構痛かったがそれどころではなく、ジュディーを振り返った。しかし、姿がない。走って行くと溝にはまってうずくまっている。直ぐに抱き上げるが、怪我は無いようだ。一安心。所がとたんに痛みが出てきた。かなり痛いがその痛みが顔であると知る。

慌てて車に戻りサイドミラーで顔を写してみる。ぎゃー!!!!なんじゃーこりゃー!!!!

なんと顔から出血している

直ぐに車に乗り家に帰る事にしたが、顔が痛くて仕方なくうずくまっているとジュディーが私を覗き込み心配そうな顔で見ている。そして私の顔を一生懸命になめてくれる。なんと優しい子だろう。

父が着ていたダウンジャケットを着ていたが、帰る途中そのジャケットの前面は真っ白で擦れた跡と穴が数箇所開いているのを発見。かなり動転した。何よこれ?どうやってこけたのよ?私って重症?バックミラーで再度顔を写してみると動転を通り越して気絶しそうになった。かなりひどいこけ方をしたんだ・・・・間違いない。よく生きていた。

何とか家に帰り当直を探したが6時からしか診察がないらしい。とにかく応急処置で顔を水で洗い流したが、これは絶対に傷跡が残ると思い、愕然とする。

痛みがあったので6時までの間横になった。

するとジュディーはやはり私を気遣いそっと横に付き添ってくれた。さくらは?というと。。。。私のお腹の上に乗っかり「ね、散歩は終わり?」とでも言っているようだ。あんたの天真爛漫さが羨ましいよ!!!!!!

しかし、急に私の顔のにおいをクンクンと嗅ぎ、じーっと見つめる。あ、やっぱりさくらも私が怪我をしたのが判ったのね。と思った反面そんなにひどいのかと落ち込んだ。

徐々に冷静さを取り戻していき、考えたらひざ小僧が少し擦りむけた程度で殆ど怪我がないと気がつく。それは父のダウンジャケットを着ていたからだと思う。これはかなり地厚で表面もしっかりとしている。父が退院をして少し元気になったとき「来年も着る」と私と一緒に買ったものだ。残念ながら願いが叶わなかったので、父の代わりに私がこれを着て散歩へ行く。

この厚手のジャケットが衝撃の殆どを吸収してくれたため私のジーンズなどは傷一つない。もしこれが夏場だったら私の前身は傷だらけだっただろう。顔の傷ももっと深かったに違いない。

「これは父が守ってくれたんだ。そうに決まっている」と考えようとしたが、よりにもよって顔が一番ひどいなんて。それって、どーよ?

さらに病院へ行った時のシュミレーションもした。まず先生に「顔の傷跡ができるだけ残らないようにしてください」ということだけは忘れないようにお願いをすること。それからこの先の最善の手当て方法を聞く事も忘れてはならない。が、そう考えれば考えるほど落ち込む。こんな顔になるなんて・・・・・

早めに結婚をしておけばよかった。もっと厚化粧をしておけばよかった。体を鍛えておけばよかった。後悔も次から次に出てくる。



それより、ジュディー、お願いだらこれからはこけないで!!!!!!!!



明日は、外科での私の様子をリポート予定

<おまけ>

どこまでも元気なさくら・・・・・

 

category: 
blog tag: 

コメントを追加

Plain text

  • 使用できるHTMLタグ: <a> <img> <em> <strong> <cite> <blockquote> <code> <ul> <ol> <li> <dl> <dt> <dd>
  • ウェブページアドレスとメールアドレスは、自動的にハイパーリンクに変換されます。
  • 行と段落は自動的に折り返されます。
画像
ファイルは 2 GB 以下のサイズでなければなりません。
利用可能な拡張子: png gif jpg jpeg