さくらは一人で留守番をしたことが無い。いつも私が出かけると真っ先に玄関へ行く。コタツに入っているからこっそり出かけようと思ってもコタツに空気口兼観察穴をきちんと作成しているので、私の行動はお見通しだ。

ジュディーはというと、さくらに少し遅れて玄関へ行く。

ま、とにかくそんなこんなで一人で出かけることは少なく可能な限り、車で留守番をしていたとしても2匹は私と行動を共にしている。

ある日、さくらは珍しく私が外出するのを気付かなかった。もちろんジュディーは気付いたので意地悪をした。ジュディーだけ連れて外出したのだ。ジュディーはすこぶるご機嫌で私に甘えまくる。家について玄関に入る時も尻尾はフリフリ。

しかし、その後悲劇が待っていた。

玄関で待機していたさくらは、普通私の帰りを喜ぶがジュディーに飛び掛り全身の匂いをチェックし、玄関の土間から上に上げさせない。上がろうとすると立ちふさがりかなり怒っている。けんかにこそならなかったが、ジュディーはタジタジ。

なんとか家の中に入ったが、それでもさくらはジュディーを追い回しジュディーをいじめている。

さすがに「さくら、いい加減にしなさい!!!!!しつこいのよ」と叱ったが、どういうわけか、ジュディーが反省。

程なくして又外出したのだが、今度は2匹を連れて行った。所が今度はジュディーがかなりの強気。

先に車に乗り込んだジュディーはさくらが乗ろうとするのを怒っている。一度一人で車に乗ったので自分が独占できたと思ったのだろう。しかし、さくらはいつもの事なのに何が悪いか判らずタジタジ････

ホント、2匹同じようにしないとどちらかがひがむなんて面倒だ。これからは2匹一緒に連れて行こう。

＜おまけ＞

さくらの空気口兼観察穴。

この写真でさくらは結構、いやらしい顔して見ていると知る。

ジュディーは？ もちろん顔まですっぽりコタツの中････