- Posted By: sakura-marina
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さくらが外で日向ぼっこをしていたら、ジュディーがその様子をしばらくじっと見ていて、急に走り出しさくらの元へ行く。そしてなにやらさくらに伝えているようだった。
何をジュディーが感じたのか判らないが、私には判らない何かを感じたのだろう。その様子は親子らしいもので、人間の私は仲間に入れないと感じた。
この写真の後、さくらはジュディーにつれられて家の中に入って来たのだが、2匹そろって私の顔を見て尻尾を振る。何が言いたいのか判らなかった。。。。。
とにかく「戻ってきたの? 良かったね?」と意味の判らないことを口走り仲間はずれの寂しさを紛らわしてみた・・・・・
3連休の一日、母がお弁当を食べながら2匹を公園に連れて行きたいと言い出した。私はあまり乗り気ではなかったが、ジュディーとさくらも喜んでいるので連れて行くことに。
すると、秋らしく過ごしやすくなってきたからかその公園には沢山の人が集まっていた。ソフトクリームが食べれたりするのだが、母はそのソフトクリームが大好きなのだ。なるほど、2匹を理由にして食べに来たかったのだ。
いつものことだが、2匹を連れて歩いていると色々な人に声をかけられる。アベック、親子、などこの日も何度立ち止まったか判らない。
そろそろ帰ろうかと思ったとき、小学生の集団が私と2匹を見つけて周りを囲まれてしまった。そして質問攻めに。聞くと小学1年生らしい。
子供らしく「どうして同じ犬なのに色が違うのか?」とか親子と知ると「お父さんはどこにいるの?」とつっこまれる。おまけにさくらがジュディーの娘と知ると「兄弟は?」と素朴な質問が飛んでくる。「兄弟はね、違うおうちに行ったの。だからさくらちゃんが一人だけうちにいるんだよ」と答えると「男の子?」だそうだ。「男の子も女の子もいたよ」と言うとさらに「お兄さん? 弟? お姉さん?」と続く。
その横からお父さんはどうしたの? という質問が。「お父さんはね、亡くなってしまったからもういないんだ」と答えると「なんで? 病気?」など果てしなく質問は続く。
きっと私のホームページの「ダックスの恭平 物語編」の内容のほとんどを凝縮して伝えた気がする。
私が「お母さんはどこにいるの?」という素朴な質問をしようとしても、その隙もないほどだったのだから想像できるだろう。
「さ~、そろそろ行きますよ~」と声が聞こえたのだがその声の主は、私と子供のやり取りをすぐ後ろで聞いていた人だ。どうやら先生だったようで遠足に来ていたらしい。
「じゃーね~」と手を振り去っていく子供たちの元気な足取りを見ているとなんだか私まで元気になってきそうだった。
しかし、反面・・・・・
私が一人だけで座っていても、誰も見向きもされないのに、子供たちに囲まれている2匹はまるでアイドルみたいでちょっと羨ましい!!!! とひがんでみる。
だって、彼らにとって私の存在はしゃべれない犬の通訳か、アイドルのマネージャーと言ったところなのだから。
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