- Posted By: sakura-marina
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あまりに綺麗な青空に惹かれて写真を撮ってみた。もちろん、愛犬は忘れない。2匹はカメラを向けられてご機嫌ナナメだがそれでも無理やり空の青さと愛犬をなじませてみる・・・・
その散歩の途中、おじいちゃんに声をかけられた。大正生まれだと言う。足を痛めてから急に足腰が弱り、その足腰を鍛えるために歩いていること、若い頃は剣道がとても上手だったこと、20年ほど前に奥様を亡くされたのだが、奥様を懸命に看病できたことがとてもよかったこと、など色々と話をされた。
私が「今日は空も綺麗ですし、散歩にはとてもいいですね」というと「この青空を綺麗だと思われますか?」と聞かれた。雲ひとつない青空だったので「最近では珍しい綺麗な青空ではないでしょうか?」と答えた。
すると、「私が若い頃の青空はこんなものではなかった。最近の空は白く濁っています。以前は遠くの山がうっすらと見える程でした」と教えてくれた。
何十年という年月を生きてこられた人の言葉には重みがある。とても興味深く話を聞かせてもらった。
「長い間足をとめさせてしまい、申し訳なかった。しかし、おかげさまでとても楽しい時間を過ごせました」と一礼をされた。その姿には大正という時代を感じた。
それにしても大正時代の空を見てみたかった気がする。
いやいやカメラに収まる2匹。。。。
ええじゃないか? 一枚や2枚撮らせてくれよ~。
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