昨年の暮れ、ジュディーとさくらを連れて海へ行って来た。

やはり元気に走り回る2匹を見ると私も嬉しくなる。

当たり前のように写真を写したのだけれど、少し曇った日には今ひとつ上手に写せない。状況に応じてそれなりの綺麗な写真が写せるようになりたいな、と思った。

写真は私が思うより奥が深いようで、見たものを見たままに写すのはもちろん、自分の感じたことを一枚の写真に表現するのは大変難しい。

ただ2匹を写すのならシャッターを切るだけでいいのだが、私には欲というのが出てきたようで私が楽しいと感じたその感覚を写真に表現したいと思いながらシャッターを切る。出来上がった写真は大したことはないのだが、すると又次にはもっと上手に表現できたらいいな、と思う。

そしてそれは延々と続き、満足のいく写真が撮れないまま今日に至る。



しかし、被写体としては写しやすいと思うようになった。

何と言っても嬉しそうなときには嬉しそうな表情をし、嫌なときには本当に嫌そうな顔をする。昼寝が気持ちよければ羨ましくなるほど気持ちよさそうに寝る。おやつが欲しいときにはいかにも何かを頂戴、と表情に表す。表現が素直なだけ、表情も豊かなのかもしれない。

もともと飽き性なので、カメラもすぐに飽きてしまうと思っていた。しかし、今まで飽きずに撮影していられるのはこの2匹の表情のせいなのかもしれない。

 

でも、見る方はそろそろ飽きる頃だよな~

 

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