母が1キロ痩せたと言う。

ぶくぶく太ってきたことを気にしてるので私が「良かったじゃない？」と言うと「どうして？ 病気だったらどうするの？」と言い返した。

あきれた私は「病気のわけないじゃん。1キロだけでしょ？」とさりげなく返した。もちろん母は「1キロだけとはなんだ!!!!!私がデブと言いたいのか？」と怒る。

ガメラはこれだから怖い。

しかし、「そんなことは言ってないでしょ？ 太ったと気にしていたから1キロでもやせたら嬉いと思っただけだよ」となだめると････いけなかった。。。。

「大体、あんたに太ったと言われる事はない」と予想もしない反論を食らった。しばらく「太いと言われた」と私を責めるのも忘れない。しつこいのもガメラの特徴である。

どうやら、自分で「太った」というのはいいらしいが、私から「太った」と言われると頭にくるらしい。同じ言葉なのに、誰が使うかでいい意味にも悪い意味にもなる。

しかし、決して私は母が太ったなどと言っていない。母が自分で太ったと言っていたことを口にしただけなのだが、これも言葉のマジックで自分が言ったことでも他人に改めて言われると、怒りの炎に日をともすことになる。いや、勉強になった。

これからは太った、という言葉は体重が増えた、とか、胴回りが大きくなった、デカくなった、などと表現することにしよう。いや、素直にお太りになられた、でも許されるかもしれない。

今日の一枚。

車の中で運転中に、私が飲んでいたカン・ジュースのカンを必死に傾げて中身を飲もうとするジュディー。カンを手で押さえて必死になる姿はどこかとぼけている