喧嘩

うちの2匹は喧嘩をしたことなどいつか覚えが無いぐらいだ。

所が最近、かなりひどい喧嘩をした。びっくりして慌ててとめたぐらいなのでかなりのものだったと思う。

その喧嘩の原因がまたつまらないもので、あきれてしまう。

オヤツのジャーキーがカラになるとその袋の中に一つジャーキーを入れて遊び道具にして2匹に渡す。もちろん、各1セットだ。簡単に取り出せないように袋の一番奥にジャーキーをいれ、鼻が袋の中に簡単に入らないようにみっちり空気を抜いて密封状態に近くする。これが案外楽しいらしく、犬なりの頭脳をフルに回転させいかにしたらこのみっちりくっついた袋の口をこじ開けるか、又、袋の一番奥に張り付いたジャーキーまで口を持っていく方法を考える。時々お互いをけん制しあい「お、そんな方法を使ってるの?じゃ、私も」と言っているような表情で必死に袋と格闘する。この時、2匹は絶対に離れている。袋を取られたくないからだ。



しかし、ここで個人差が出る。さくらの方が袋の中のジャーキーを食べてしまうのが早い。圧倒的な差だ。時々古いタオルにジャーキーを結んで遊び道具にすることもあるが、これも又さくらが圧倒的な速さでタオルからジャーキーを食べる。それも結んだタオルをきちんとほどいてジャーキーだけ綺麗に食べるのだから立派なもんだ。ジュディーはタオルをボロボロにしてそこからジャーキーをほじり出すという感じで、方法にも差が出る。見ていて面白いものだ。

所が。。。。この時はジュディーがいち早く袋の奥にへばりついたジャーキーをゲッツした。そしてさくらの袋を横取りしようとしたのだ。するとさくらが怒った。当たり前だ。するとジュディーは何を思ったかさくらが怒るのを無視して袋を無理やり持ち去ろうとしたのだ。そこでかなり激しい喧嘩となった。

私の一喝で2匹は喧嘩を中止し、私に「ごめんね。ちょっとやりすぎちゃった。怒らないでね」という甘えたモードで反省。

必死になることは悪いことではない。ただ、喧嘩をするほど必死になるほどのものでもなかろうに。人間社会では欲しいものを人から奪うことを強奪、略奪、横奪、などと言ってバツを与えられることすらある。

私はこの2匹にバツを与えることにした。密着ファスナー付きのあのジップなんとかという袋を取り出し、ジャーキーを入れ口を密着して2匹に与えた。

「これでどうだ? 欲しくても取れないでしょ? いい、これからお互いのものを奪い合ったらこういう目にあうんだよ」と、わけのわからない事を口走りながら反応を見る。

すると、少し格闘した後さくらは袋を咥えて私の前に座る。。。。。。。口を開けろとな。尻尾フリフリで。。。。

そしてジュディー、あっという間に袋を破きジャーキーゲッツ。それにかなり楽しそうだ。

ジャーキーを購入した人ならわかると思うが、案外丈夫な袋が利用されている。キッチン用のジップ何とかというのは犬が咥えて破れないということは前提になっていないようだ。



人間の知恵は何事にも勝ると思うことは間違いだ。おかげでジップなんとかという袋を無駄にした。



今日の2枚。

どっちにピントを合わせるか? 散々悩んだ2枚。さしたる問題ではないが

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