自宅に帰った時、2匹は母と散歩へ出かけていた。

しめしめ。尻尾ならまだしもお尻まで振りまくってその体勢から私めがけての攻撃はないし、なめなめ攻撃からも逃れられる。

こっそり2階へ上がり、一人の自宅で両手を広げ「自由だ~」と叫んでみる。最高だ。ところが間髪いれずにキャインという泣き声が。もう帰ってきたのか。

慌てて着替えてみるが慌てすぎてこけそうになる。いかん、こんなところでこけたらドレッサーに頭ぶつけて失神だ。

とにかく車があるから自宅にいるのはわかってしまっただろうが、隠れている私を見つけられずにあきらめるだろう。隠れた方が勝ちってもんだ。はははっ~



ひっそり息を潜めて隠れていると、えらい勢いで2匹が階段を上がってくる。いいか、息をするな。臭いがすると居場所がばれるぞ。お? 2階を走り回っている。私は一番奥の部屋のカーテンの陰に隠れていたが、この部屋に入ってきたもののいないと判ると走って出て行った。おっし。



と、ところが。。。。。ジュディーに見つかった。なぜだ?

っていうか、玄関に脱いだ靴を置いてきたので家にいることがわかっているのだ。探し当てるまであきらめるはずが無い。

失敗だったな。

1階へ降りるとガメラが「あほやな。靴があるからいるって判るにきまってる」と突っ込んできた。じゃかーしー。

言われなくとも判っちょるわい!!!!!!!!

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