温暖化と経済

金融危機で、株価暴落だけに留まらずアイルランド国家破綻もありうるなど想像を超える状態になっているようだ。

各国で金融危機に対する対策が打ち出され、危機をとめようと躍起になっている。日本も同じくだ。世界中で危機の対策に使われる金額は一体どれ程になるのだろう? 天文学的数字かもしれない。

そして、この問題に対する各国の対応は早かった。





地球温暖化に対する問題も同じ危機感を持つならこのように逸早い対応が出来たはずと思う。地球温暖化対策にしても同じように多額の費用がかかるだろうが、それに対して渋るか問題の先送りをしてその場を逃れている気がする。





ドイツのダイムラーが車の製造を一ヶ月中止すると発表したが、売れないのに作れない。当然の判断だろう。

他の商品も同じように売れないものは製造数を調整する必要が出てくるはずだ。

そういった事実も少し見方を変えてみると、地球温暖化と密接につながっている。車も台数が増え続ければ、温暖化は進むし、売れないものを作り続ければやはり製造過程で温暖化は進む。

もちろん、雇用の問題など様々な問題は出てくるが。。。







それからアイルランドはもともと漁業、農業国だったそうだ。

テレビでアイルランドの銀行員がリストラされてもともと仕事にしていた漁業に戻る、というのを放送していた。

砂の経済だったが波にさらわれてしまったものは戻らない。でも普通は前進することまたは今までと同じ状況において何とか元通りに、と苦しむのだが、この人は昔に戻る事を「新しいことの始まりだ」と表現していた。

うさんくさい金融商品に振り回されているより、本来自分達が得意とするものや、その地域で恵まれている環境に目を向け直すことは新しいことの始まりなのかもしれない。

そして、砂の城より、小さな小屋がいかに安定しているかを知る。





日本も敬遠されている農業に目を向けると、とある国より高くはなるかもしれないが安全で美味しい物が食べられる。企業で言うとJR東海等が農業参入した。

そうやって、農業、林業に目を向けていくことで畑は多くなり、地球環境に対してもつながっていく気がする。





ピンチは最大のチャンスとも言うが、

経済のピンチも地球温暖化に対してはチャンスなのかもしれない。







10月18日に恭平は命日だった。

 

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