さくらちゃんのヘルニア日記5

今日の午前中に退院!!!
顔を見てすぐに
「おうちに帰るよ」と言って、安心させようとした。
さくらはおうちに帰る、という意味を理解しているので、それが一番安心する言葉だろうと思ったからだ。
それからはとにかく、甘えまくり。
精神的なダメージは大きかったようで帰り道30分以上の間、キュンキュンと泣いている。
あえて普通どおりにして、さくらに不安を与えないようにした。

家に帰ると、お腹が空いていたようでご飯を欲しがる。
昨日もそうだったが、きっと今日も食べていないと思った。
体重もかなり軽くなっているので、孤独と空腹に耐えていたのが判る。

食事の後、私の布団で寝かせた。
ところが、不安なようで私を呼びに来て一緒に寝て欲しいとせがむので、久しぶりに布団で一緒に寝た。しかし、少しの物音で目を開けたりキュンキュン言ったりしていて、精神的には落ち着いていないようだ。
眠ることで体力の回復と、安心感を与えるのが一番だと思うができる限りさくらの側にいようと思う。

足元は大分いいけれど、少しふらつく感じがある。
ただ、痛みは全く無いようだ。

一眠りした後、目が覚めたら大分落ち着いていた。
私が外出をした時、普通ならついてきたがるがそんなにまとわり着かなかった。
きっと、疲れているし、又病院に戻るのではないかと疑いを持っているのだと思う。

夕方食事を作っているといつの間にか私の足元にいた。
いつもの光景が戻ってきたことに喜びを感じた。
同時にいつもの光景は当たり前のようで当たり前でないかもしれない。
だからこそ、大切にしなくてはいけないと感じた。

まだ、完全に戻ったわけではないので安心はできないが、これから一緒に頑張って行こうと思う。

は~、一安心。。。。。

ジュディーはというと、さくらの臭いをかぎまくり。
一緒に迎えにいったのだが、初めてさくらを見たとき怒った。
なぜか判らないが、きっと私に甘えまくっていたのに、それが出来なくなると思ったのだろうなぁ。。。。。
でも、家に帰るといつもどおりのジュディーに戻った。
時折さくらの様子を伺いに来て、寝ているさくらをじっと見たりしていた。

ジュディー、これからはいつもどおりの生活だからね。
でも、時々ジュディーだけこっそりと甘えさせて上げるから。。。

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