さくらちゃんのヘルニア日記 完結編

今日はジュディーも一緒にさくらの抜糸へ行ってきた。
ジュディーは車で留守番させた。
本人であるさくらは病院に入ると、震えが止まらない。それまでは全くそんなことは無かったのだが。
きっと、入院の記憶がよみがえってきたのだろうと思う。それに、この病院で最初に治療をしているからその後どうなるのだろう、ここに一人置いていかれるのかな、という不安は大きかったと思う。
診察を待つ間、さくらはドアの透明部分から見える診察室の中が気になってしかたない。人影を見つけるとドキッとした様子で震えが大きくなる。
怖いものを見るときの特徴として、顔を地面ギリギリのところまで下げる。まるで地面の臭いをかぐかのような姿勢なのだが、そこから上目で覗き込むような感じで様子を探る。
何かに隠れてこっそり覗き見をするかのようで、事実隠れたいようだが、しかし、どこから見ても丸見えだ。

抜糸の時には私が支えていたこともあってか、震えてはいても抵抗はしなかった。あっという間に終わり、薬をもらって終了。
抱っこをして診察室を出ると、震えはぴたっと止まっていた。
もう終ったんだ、帰れるんだ、という安心感を持ったんだろう。。。。。

お金を払っている間、受付の女性を凝視し「さくらちゃん、良かったね」との言葉には敵対心むき出し状態。愛想ぐらいふったらどうだい? と思ったが
「入院先では辛かったようで、ご飯も食べずに待っていたぐらいなんです。だから又入院かもって不安みたいです」とその場をしのいだのだが
「今日は帰れるからね」と優しく声をかけてもらい帰宅。

車で待つジュディーはさくらが戻ると臭いをかぎまくる。「何をしてきた? どこへ行ってきた? 何か食べたのか?」と言っているようだが、それが妙に可愛かったりする。

薬は、ずっと飲ませる方が良いということで3ヶ月分頂いてきた。
ということで、さくらのヘルニア日記は本日で終了となる。
メールやコメント、情報など大変皆さんはお世話になりました。
こうして、今年の4月で11歳になるさくらはこれからも、益々元気一杯、わがまま放題、マイペース、そして前しか見ないさくらであり続ける事ができます。
感謝とお礼を込めて

ありがと~!!!!!!!!!

今日の一枚。
妙にババクサイさくらと白目のジュディー
もう少し可愛い写真はないか? と思われる事でしょうが、これがカメラマンとして限界です。

 

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