日食も終って

週末のテレビ番組で「日食はちょっとしたお祭りだった」というようなコメントがあった。確かに特番が組まれるぐらいだったし、日本中で知らない人がいるかな?と言うほどだった気がする。

 

昔の天文学も発達していなかった頃、突然暗くなる現象を恐ろしいものだと考えていたようで、日食の時には祈りをささげる国もあるらしい。
天文学の発達した今、いつからいつまでという時間や場所までわかるようになりその瞬間を待つ事だってできる。そして、何十年に一度、という表現が使われ、さらに次は何年後、とコメントする。

 

 

月食を地球の外から見る画像がいくつか紹介されていたが、その場所だけ丸く黒い影になっているのがはっきりと判るもので、それも大変興味深い映像だった。
人は自分を取り巻く環境を見て自分の側から、表現をしたり判断をしたりする。例えば、何年ぶり、などと。。。。
しかし、その画像からは日食も宇宙の一つの現象に過ぎないというのが判る。
その大きな地球に出来た小さくて黒い影の中に立った私達は、宇宙から見ればほんの一部の現象の欠けらを体験したに過ぎないのだ。
他にどんな壮大な宇宙の現象があるのだろうか? きっと経験できないだろうけれど未知なる宇宙はす晴らしのだろうな・・・・
そんな気持ちにさせられる映像だった。

 

 

 

今日の一枚
言い換えればうちのジュディーとさくらも大きな宇宙の中の小さな小さな点にしすぎない。いやチリと言ってもいい。
ただ、そのチリは壮大な可愛さと我侭さを持ち合わせた巨大な存在である。

 

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