- Posted By: sakura-marina
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ずっと夜に散歩に出かけていたからなのか、なぜかその日は、昼間に散歩に出かけたいと言うので連れて行った。曇っていてもまだ暑い。
川原に連れて行ったのだが、さすがに暑いからなのか誰もいない。
貸切状態で、2匹もご機嫌。
ところが、少し歩くと暑くなったらしい。
「帰ろうよ」という目で私を見つめる。
「もういいの? 帰りたい? じゃ、おうち帰ろうか」というと、尻尾ふりふり。
ちなみに、「おうちに帰る」という日本語を理解しているので、自分が帰りたいときは尻尾を振って「ハイ」と返事をする。
帰りたくないときは、聞こえないふりをする。
全くどこまでも自分の意思に忠実である。
ところが、帰りがまた地獄状態である。
車のエアコンが故障しているので、窓を全開放して走ったのだが、エンジンが温まり車が熱くなっている。そのため異様に熱い。
普段はエアコンの噴出し口に顔を向けてエアコンの冷たい風を浴びる。が、今日はそれができない。
肘掛に座ったさくらは、ゆっくり私に向き
「ね、エアコンは?」と言っている。
「あ、さくらちゃん。エアコンは壊れてるのよ。我慢して」と言ったのだが分かるはずがない。
運転をしながら、さくらの視線がずっと私に向けられているのを感じていた。
そのとき、助手席のジュディーもじーっと私を見つめている。
犬の視線も案外怖いものである。
今日の一枚。
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