- Posted By: sakura-marina
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ショッピングモールへ買い物へ出かけたとき、商品の間の狭い通路を通った。その時、ハンガーにかかっていた商品がハンガーごと倒れてきた。
とっさに手で止めたが異様に重く、支えきれず体ごと倒れそうに。棚とハンガーの間に挟まってしまい助けを求めそこにいたお客さんとお店の方に助けられた。ハンガーにかかっていたものは重量があったからだろう、その時手を痛めた。
もちろん大したことはないと思ったが痛みが引かず、お店の方が保冷材をもってきてくれて冷やしていた。その間にお店の偉い方も来てくれた。病院へお連れすると言われたがそれほどでもないとお断りした。それより帰りの車の運転の方が心配だった。それを察知するかのように運転の代行をすると申し出てくれた。
大丈夫だからと、帰ろうとしたとき、シップを買ってきてくれ手に貼ってくれた。
改めて明日、ご挨拶に、と言われたが私は断った。もし、明日もしんどいようなら病院へ行くし、それほど大げさなことにはならないだろうと判断していたこともあり、それさえ心配ないと付け加えた。
それでも帰り際、「明日お詫びに伺う」と言われた。
食事もまだで、一息ついたころ友人より電話。
「人生本当に急に何が起こるか分からない」
と、彼女の身に起こったことを話した。今日の出来事を振り返ると、本当にそうだと思い「こんなことがあったの。お詫びに来ると言おうけど断った」と話した。
彼女は、お詫びは受けるべきだと言った。私としては大げさにしたくないこと、数日すれば治る程度なのだからあの場所でお詫びを頂きシップまで買ってきて貼ってくれたのだからそれで十分だった。
しかし、
「お詫びを断れると不安が残るのだから、その人の不安を取り除くためにも断らない方が良いのだ」と言った。
なるほどと思った。私も逆の立場ならそう考えたかもしれない。あの人、大丈夫だったかな? 右手の怪我だから不自由をしていないかな? 病院へ行ったのかな? など。。。。。
実際のところ、痛みはあるものの大事には至っていない。たまたま私は両利きで生活の中で右手じゃなきゃご飯も食べれない、ということもなく想像したほど不自由ではなかった。
結果、お店の方が自宅まで来てくださり
「お困りでしたらなんでも電話をください」
「また買い物へ行きますからよろしくお願いします」
という形でお帰り頂いた。
不思議はなことにすっきりした気分になった。
今日の一枚。
振り返れば、私がいる。
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