- Posted By: sakura-marina
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目次:
犬の環世界―犬の鼻から世界を見る
家に属するということ
嗅ぐ
もの言わぬ…
犬の目
犬に見られる
犬は人類学者
犬は心を読むか
犬の内側
絆を作り上げるもの
朝の大事な時間
おわりに―わたしの犬
単行本: 374ページ
出版社: 白揚社 (2012/03)
ISBN-10: 4826990510
ISBN-13: 978-4826990516
発売日: 2012/03
商品パッケージの寸法: 20 x 13.6 x 2 cm
内容紹介:
犬であるとはどういうことか?その内側に入り込むと見えてくる、思いがけない豊かな犬の感覚世界。
商品備考:
「赤ちゃん言葉で話しかける、けっして偶然ではない」
と読んで、非常に安心をした。私の父は寡黙で厳しく話すときの言葉は低い音であった。それはいかにも威厳を見せ付けるかのようであった。しかし、愛犬たちに話しかけるときは、今までに聞いた事のない高音で「ジュディーしゃん、さくらしゃん」と話しかけていた。その父に話しかけられたとき、ただ名前を呼ばれただけなのにしっぽ振り愛嬌を振りまいた。これは明らかに犬の耳が高度なコミュニケーションツールとして有効であるという証明兌。更に恭平に対しては男の子だからという理由で一つ音程を下げていたのだ。もちろん恭平は尻尾を振ることはしない。
「なんだよ? ボクを呼んでどうしよっていうんだ?」
と、父に反応した。恭平の態度は正しかったのである。
他にも、「あるある、そういう態度!!!!」
と納得するしぐさが取り上げられていた。それらは普段は当たり前になっていて驚きもしないし、気にも留めなかったワンコの行動だが、もう一度彼らのしぐさに注意を払ってみようと思う。
もっと沢山のコミュニケーションがとれるだろう。
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