殺処分ゼロ―先駆者・熊本市動物愛護センターの軌跡

目次: 

第1章 ある施設の日常
第2章 日本一の愛護センター
第3章 “左遷”所長の挑戦
第4章 安易な引取りは断る
第5章 嫌われる行政になる!
第6章 限りなくゼロへ
終 章 ある施設、再び

内容紹介: 

無責任な飼い主の飼育放棄、ペット業界の無計画な過剰供給など、人間の都合で見捨てられた年間23万頭の犬猫が殺処分されている。
そんななか、犬の生存率92.3%、殺処分3%という驚異的な数字を打ち出している「熊本市動物愛護センター」。
「殺処分ゼロ」をスローガンに11年に及ぶ同センターの行政マンたちの闘いを追いながら、日本の動物行政や組織改革のあり方に迫った、感動ノンフィクション。

商品備考: 

殺処分ゼロを目指す、という言葉は簡単に聞こえますが、実際には地道な努力と、変わらぬ意志が必要なのだと判ります。

もちろんそれだけではダメで、生涯里親になってくれる方たちがいるからこそゼロになっていくのでしょう。

現在殺処分率が3%だそうですが、その数字は他の自治体でも不可能ではないという、お手本になっています。