very merry Xmas!!!!

クリスマス・イブになると思い出すことがある。

父が発病してから始めて入院した日の事だ。あの日の父の表情は今でも忘れられない。

ふと、父に届くはずはないが、手紙を書いてみたくなった。

 

「父へ

前略

そちらではどんな生活をしていますか。

私は元気にしています。

それより、お父さんが今元気にしているのかが毎日気になっています。



それから、私が大好きな恭平はどうしていますか?

今、お父さんと一緒にいると思うので

私の代わりに恭平を抱っこしてあげてください。



これからも、一生懸命生きていくつもりですが

お父さんがいなくて困ることが多く、今更ながら「父」という存在を

大きく感じています。

きっといつもの口調で「今頃判ったか?」と言うでしょう。

しかし、こんな娘のためでも今までと同じように私の父でいて下さい。

親孝行は出来ないけれど

いつまでも甘えてばかりだけれど

心配をかけてばかりだけれど

私の父でいて下さい。

私にはあなたの声が今でも聞こえます。

いつもそっと助言をしてくれるその声が聞こえます。

「ありがとう」と言った私の声が届くでしょうか?

 

最愛なる父へ」

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