高度先進医療

高度先進医療(こうどせんしんいりょう)とは、平成18年(2006年)9月まで存在した医療制度。大学病院などで実施される先端医療で、厚生労働大臣の承認を受けたものを指す。高度先進医療は、その種別ごとに実施可能な病院(「特定承認保険医療機関」という。)が承認されていた。

高度先進医療は、通常の保険診療と費用の扱いが異なる。通常の保険診療では、食事療養費などの例外を除いて、医療費は全て保険の対象となり、患者は一部負担金(3割分)を支払えばよい。

高度先進医療は通常の保険診療と併用でき、その場合の患者の費用負担は次のようになる。

高度先進医療の特別料金部分 
保険対象外のため、患者が全額を支払う。 
通常の保険診療との共通部分(診察、入院、投薬など) 
保険対象のため、患者は一部負担金(3割分)を支払う。 

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