- Posted By: sakura-marina
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色々な癌にかんする本があるが、この本は大雑把に言って宣告された余命に従う事を疑うようにと記されている。
現在ではがんと診断された時、どのような選択肢があるかというとさほど多くはない。そんな中で医師の示す治療方法に従う人が大多数だろうが、この本はがんと診断された時の選択肢を増やすという意味で、病になってからより病になるまえに読むと良いように思う。
ちなみに、父も余命3ヶ月とは言われたが、一年という時間が与えられた。
治療も多くの医師に関わったが「この抗がん剤でないと効かない」と断言した医師がいた。その治療は拒否したが、それは医師の言葉だけではなく患者として最善の治療を受けたいという理由からだった。その時、最善の方法を探すことが一番大変だったという経験がある。
こういった何冊か読んでいくうちに、どの方法なら採用できるかも判ってくる。何より、実際の病と闘う現場で多くの知識は余裕を持たせてくれることになる。治療や余命宣告、更には死生観というものはその場になって慌てるより日常の生活の中で少しずつ知識として蓄えていくことが重要だろうと思う
近藤 誠著
本詳細
新書: 187ページ
出版社: ベストセラーズ (2013/4/9)
ISBN-10: 4584124019
ISBN-13: 978-4584124017
発売日: 2013/4/9
商品パッケージの寸法: 17.4 x 10.8 x 1.4 cm
本内容
「進行性胃がんで、余命3カ月です。今すぐ手術を」
医者にこう言われたら、あなたなら、どうしますか?
本書を読めば、余命宣告のカラクリと、がん治療の真実がわかること間違いなし!
医者のすすめる「がん治療」で、あなたの余命が削られないように、話題沸騰の近藤誠医師が余命宣告のウソにメスを入れた1冊です。
【目次】
第1章 偽りだらけの余命宣告
第2章 余命とはなにか
第3章 がんとはなにか
第4章 余命を縮める抗がん剤の正体
第5章 予防医学が余命を削る!
第6章 限られた余命を、どう生きるか
Q&A 余命のギモン ケーススタディ
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