犬が猫を育てる日記4

大分持ち直してきたためか、さくらのおっぱいを吸い始めた。寄り添って寝ているし、一歩進んだのは間違いない。
そして、すこしじゃれる態度を見せた。それまでは全く見られなかった光景で、みゃー(仮名)は猫だったんだ、って思ったぐらいである。それから、爪を研ぐ仕草を見せた。これも何か方法を考えないといけないようだ。

 

それから、どういうわけかうちのみゃーは新聞がお好きなようだ。
元気になったせいか、さくらがゲージの外に出ると後を追ってきて、そのついでに新聞紙か新聞広告の上でおしっことうんこをする。他の場所ではしたことがない。砂は用意してあるが、食事とか睡眠の後に砂の上に乗せるとそこで済ますが、それ以外は新聞紙、新聞広告の上。
なぜだ?

 

そういえば、恭平が子供の頃にそうだった。あ、今日の新聞、何てこともしばしばで困ったことを思い出す。みゃーは保護センターに迎えに行く前にメスだと聞いていた。ところが、到着してみゃーが手元に来た時「実は男の子でした」と言われた。は?男の子? 母が名前がみゃーじゃみすぼらしいので恭平にしろ、と言った。
恭平の存在は今も家族の中では大きいのかもしれない。もちろん、私は恭平と命名する気はない。
ただ、他にいい名前が思いつかないのでしばらくみゃーでいいかな。

 

みゃーからは本当に強いものを感じる。
又、明日になったら様態が変わるかもしれないが、それでもみゃーは頑張るだろう。

 

残念なことに、ジュディーが蚊帳の外である。ジュディーがみゃーを嫌がっているのもあるが、近寄ろうとしない。ただ、泣き声が辛そうだと少し離れたところから吠えているので心配にはなるようだが。
みゃーは案外たくましくて、ジュディーが嫌がっても甘えていくのだ。そして逃げられるとみゃーと泣く。
夜、2匹のご飯を作っていたらいつもの通りジュディーとさくらが私の足元にいた。そして、みゃーと言う声が聞こえる。
そう、みゃーはジュディーとさくらの間にちょこんと座っていた。まるで家族でしょ、と言っているかのようだった。

可愛いのぉ。。。。

category: